- 2008年11月20日 10:18
- ヒト
注目されるアメリカのネットサービスってPayPal出身者が多いよなーとつねづね思っていて調べてみたら、本国ではPayPalマフィアと呼ばれているらしいということがわかりました。
改めて見てみるとものすごいです。サービスを知らない方もいるかもしれないので解説をつけてみます。
・Reid Hoffman(Linkedin:ユーザー数2000万人を超えるアメリカ最大ビジネスSNS)
・Elon Musk(Tesla Motors:いま超注目されている電気スポーツカー)
・Roelof Botha(Sequoia Capital:世界トップクラスのVC。この人はYouTubeなどに投資)
・David Sacks(Geni:家系図サービス。今年のTechcrunch50で企業向けtwitterのyammerを発表して優勝)
・Premal Shah(Kiva:個人が発展途上国の起業家に貸付をするサービス。ソーシャルアントレプレナーとかいうキーワードで調べ物をしていると必ず出てくる。)
・Chad Hurley、Steve Chen、Jawed Karim(YouTube:過去最大の成長スピードを見せた?みんな大好き動画共有サイト)
・Jeremy Stoppelman、Russel Simmons(yelp:地域クチコミサービス)
アメリカにはIPOまたはM&Aでそれなりのお金を得て再度起業する、または投資する、みたいな流れはよくあるみたいなのですが、次のチャレンジでそれぞれがこんな成果を挙げるというのは聞いたことがありません。たとえばお金持ちになったgoogleの出身者ってたくさんいると思うのですが、成果をあげた人はどのくらいいるのでしょうか?
まあ、Paypalは買収、GoogleはIPO、ということで主要プレーヤーが野に放たれたかそうでないか、という違いはあるかもしれませんね。
ということでこれは企業文化によるものではないか、と考えながら調べてみたら、創業者が経営を語った時の記事を見つけました。
・あらゆるデータを公開せよ:「PayPalマフィア」に学ぶ「成功の秘訣」 | WIRED VISION
* 数字に熱中し、多言語を話せる人を雇うこと。
* 米中西部の出身者を雇うこと。
* すべての従業員――管理職だけではない――に、トラフィック、売り上げ、資金回転率などあらゆるデータを公開すること。
* 事実と議論に基づいて判断を下し、経験で判断しないこと。
* 最初に思い付いたアイデアがベストだとは限らない。戦略がどうもうまくいかないとわかったら、会社の方向性を180度変えるのをためらわないこと。
* 生産性のない会議は即座に中止すること。
* 対抗意識を燃やし、がむしゃらに働くような職場環境を作り上げること。ただし、体力だけが売りの人は雇わないこと。バスケットボールのコートでなく、卓球台の勝負が得意な人が望ましい。
* 価値観の合わない人には出て行ってもらうこと。Elon Musk氏のような若くして成功した億万長者であっても、実はUnixではなくMicrosoftのソフトウェアが好きだということがわかったらクビにしてかまわない。
* 大成功を収めた後は、仲間とのつながりを保ち、仲間の起業に投資すること。
ということで、落ち着かないで再度チャレンジしてまた成功する人ってかっこいい!
そういうエントリーでした。
参考記事
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