- 2009年8月20日 01:38
- 本
先月飛行機で読んだ本2冊目。
「ノマドワーキング」と名づけた場所にとらわれない働き方を、いかにネットサービスを活用しつつ実現するかというテーマ。遠くの第3者からみても明らかに生産性が高そうなのがわかる佐々木俊尚さんが、ご自身の試行錯誤(まさに人柱?)や他社、個人の事例を踏まえつつ紹介しています。
いかに実現するか、というよりも、いろんなサービスを使えば「今すでに」こんな風に働けちゃうよ、という感じです。タイトルをみたときはもっと概念的な話なのかなと思いましたが、どちらかというと、より実用的な本でした。
ぼくは、みんなノマド的に働けるようになればいいなーと常々思っています。
子供が大きくなったときに、「昔満員電車ってのがあったんだけど、父さんたちの時代に、必要がないような仕組みをみんなで作ったんだよ」「あっそ」という会話をするのがひそかな夢です。
最初に作ったサービス「WORK-MATE」は、他人に評価をつけてもらう、というのがメインのポイントになっているのですが(これはぼくのです)、その理由の1つとして「転職回数が増えたり、個人で働くなど個の力が問われる時代には、ビジネスをする上での信頼・信用度も(組織ではなく)個人に蓄積されるべきで、さらにそれを持ち運べる必要がある」というのがあります。
なのでこういったテーマは非常に興味があります。
個人的には、ノマドワークスタイルをより組織的に取り組んだ際にどういう問題点が発生しそうか、そしてどうやって解決すべきか、というところを深く突っ込んでいただくと、ノマドなチームを作りたい自分としてはより参考になったなあと思いました。
セキュリティの話と同じで、例えばチームの中にアテンションコントロール能力が低い人がいたら結局全体の生産性はその人に引っ張られちゃうわけなので、どうやってフォローする仕組みを作ったらいいのかとか、このスタイルを広めるにはノウハウ的なものが必要になってくると思います。
うーんおねだりすぎですね。読者であるぼくたちの課題と受け止めることにします。
あと、以下余談です。
佐々木さんの週刊の有料メルマガを購読しているのですが(おすすめですよ)、その中でこの本にでてくる話の一部が掲載されていました。
それでちょっと思ったのは、(そういう意図で発行されているかは存じませんが)メルマガで種となるテーマをいくつか出して、そのうち反響がいいものを優先的に本にする手法ってありだなーと。しかもこの場合メルマガも有料なわけなので、発行者としてもそれほど損する感覚はないのではないかと。
となるとこういう事業(有料記事配信)は出版社こそやるべきなんじゃないかと思いました。マンガの週刊誌と単行本の位置づけに近いものがあるような。あちょっと違うかな。
ちなみに昔から思ってるんですけどメルマガ含め記事の有料化はありだと思っているので、どんどん出てきて欲しいです有料メルマガ。FC2のブログやつとかまだやってるのかなあ。
あとiPhoneアプリももっと高くてもいいと思うんですけどね。
例えばいまぼくはお小遣い帳アプリのMoneylogっていうのとマネー手帳っていうの2つ使って比べてみてるのですが、マネー手帳は600円します。
で600円たかいーーと感じる方もいらっしゃるみたいなのですが、普通に100円ノート買ってつけること考えたら安くないですか?十分に価値のあるアプリケーションだと思うのですけどねえ。
なんか思い切り脱線してきましたが、、
たとえノマドとかいわれてもぴんとこない人にも、ビジネスマン向け最近のネットサービス紹介っていう意味でもいいと思います。『○○活用術』的な冊子を読むよりずっとリアルです。おすすめ。
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